2025.02.25 ミカンちゃんの今月のローズウインドウ114

今月のローズウインドウ114(2025.2)枠小 12等分折『雪片』

今月もご紹介がすっかり遅くなってしまいました。つうしん第214号(2025年2月号)掲載のローズウインドウパターン制作例です。

ミカンちゃんが原稿を書いてくれた1月末では、小樽は雪が少なく地面が見えている状況でした。毎年2月上旬に小樽市内で行われる「小樽・雪あかりの路」が開催できるかしらと、市民は心の中で危ぶんでいたと思います。
その後ドカ雪が降り「これで開催大丈夫」と安心したのもつかの間、次から次へと降り「いやいやもういいよ」と言っている間に開幕、無事閉幕後も思い出したようにつもり、そしてこの記事を書いている今は「え?春というより初夏??」という気候が予報されています。

あたたかい陽ざしは雪解けも進み嬉しい反面、道路状況が最悪(昼に路面の雪が解けて夜凍るという恐ろしいツルツル路面状況になります)になります。みなさまどうぞお気をつけください。

今月のポイント

ちょっと折るのが面倒な「12等分折り」の作品です。
水の分子構造は六角形をしています。なので、氷や雪の結晶らしい作品を作ろうと思ったら六角形は必須と、科学の学芸員さんに教えていただいたことがあります。

雪の結晶は本当にさまざまで、一つとして同じものはないとのことです。
ということは「六角形」にしておけば、雪の結晶らしきものは無限に作れるということです。

ただ、半分に折れば六角形になるわけではない「6等分折」「12等分折」は少し面倒ですが、パターンに60度の線を書いてくれていますから、それを参考に挑戦してくださいね。
ミカンちゃんの過去のブログでも「6等分・12等分折り」の詳しい解説がなされています。
こちらをご覧ください。

水色系の今回の作品、やはりズレが生じてあまり納得のいく仕上がりになりませんでした。
けれども、光を透かして撮った写真に「素敵ですね!」というコメントをいただいてから、しみじみと眺めてみたところやはりステキな作品には変わりないなあと思いなおしたところです。

6等分や12等分折りは折るところからちょっとズレたりして、少しストレスがかかります。けれども自然界にはたくさん存在する「六角形」「十二角形」ですから、うまく利用してお花柄などオリジナル作品作りにぜひご活用ください。

作り方はこちらから

初めて作られる方はミカンちゃんのブログをご覧ください。
・紙をおるところまではこちらから。
(こちらは基本の16等分折りです。まずはこちらをご覧になってから、上の「6等分折り」をご覧ください。)
・パターンを写してしあげるまではこちらから。
⋆作り慣れた方も、たまには読み返してみると見落としていたヒントなどに気がつくことがありますのでおススメです。
⋆上手に作るコツを確認したい方は、ミカンちゃんのブログの左枠「Category」の中から「How to」を参考にされるといいかなと思います。

材料はこちらからお求めいただけます

ローズウインドウの材料はキンダーリープでも販売しております。
・ローズウインドウペーパーはこちらから。
・ローズウインドウ枠はこちらから。
オンラインショップの在庫数は少なめに掲載しております。まとまった数がご必要の際はご連絡くださいませ。
ローズウインドウペーパーの単色20枚入りをご希望の方は、お問い合わせフォーム等よりご連絡ください。

お願いがあります

パターンが掲載されている「つうしん」は不定期で発行しています。(毎月発行を目指しています。)
通信販売にてお買い物時にはおつけしているほか、キンダーリープ有料会員さまへは毎月発行と同時にお届けしています。ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
バックナンバーご希望の場合は、残っていれば一緒にお入れすることもできますので、一言添えていただければと思います。
過去のパターンでバックナンバーがない場合は、1部300円にて販売しています。

パターンはすべてミカンちゃんのオリジナル作品です。
グループでご利用希望の場合は、非営利であってもご一報くださいますようお願いいたします。

カテゴリ:ローズウインドウ講座