2024.03.18 ミカンちゃんの今月のローズウインドウ103

今月のローズウインドウ103『春の花』枠(小)10等分折

お待たせいたしました。つうしん第203号(2024.3)掲載のローズウインドウ作品制作例です。皆さんは作られましたでしょうか?
先月、ついうっかり好きな色ということで暖色系を使用しましたので、今月の色合いととっても似た感じになりました。

今月のポイント

今月は切るところまではさくらいかーさん、続きを(の)を担当という、2人で作り上げました。工作の得意なさくらいかーさん、実はローズウインドウは若干ニガテとのことです。図案をご覧になった方はお分かりのとおり、今月はニガテさんでも「できるかも!」というシンプルっぷり。

切るのよりもむしろ「???」となるのは、折るほうかもしれませんね。
なんといっても「10等分」になるように折らなくてはいけません。
単純に端を重ね合わせていく8等分・16等分に比べてちょっとややこしいのです。

10等分や、先月の6等分(12等分)に限らず、解説とは若干異なっていても大丈夫。ただ、手元の紙はすべて同じ折り順になっていると、後で貼り合わせるときに「山折り」「谷折り」がそろって仕上げやすいのは間違いありません。
考え考え折る場合は、折り順を覚えるのではなく、すべての紙を同時進行で進めたほうがわかりやすいかと思います。

どのくらいもつ?

ロースウインドウペーパーは退色が激しい紙です。頑張って作ったものがどのくらい飾れるかなと気になる方もいらっしゃるでしょうね。
今回ちょっと驚いたことがありました。

2月20日撮影
3月18日撮影

この2枚は同じ作品。しかも先月号のものです。
左が2月20日に撮影し、右が3月18日に撮影したもの、まさに1か月で赤系の色素がすっかり抜けてしまいました。
飾っていたのは東側の窓です。直射日光が当たるのは8時くらいから12時過ぎごろまで。春の陽射しが強いのか、濃いピンクの「ローズ」がすっかりパステルピンクになっています。

不思議なことに、1月からずっと張り出している作品のオレンジ色はほとんど変わりありません。また、案外黄色も色が残っているのが不思議な感じです。(イメージとしては黄色も退色が激しそうなので。)

とはいっても、全体的に退色しているので「初めからパステルピンクで作成した」という感じになっていて、これはこれでステキです。
先月号は、外に向けて貼っていたので、今月号は中に向けて(つまりホワイトの面を外側にして)張り出し、違いを比べてみようと思います。
ローズウインドウは光を透かす作品なので、裏からだとぼんやり優しい雰囲気で楽しめます。

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カテゴリ:ローズウインドウ講座