2022.07.02 ミカンちゃんのローズウインドウ86
こちらでのご紹介がずいぶんと遅くなってしまい申し訳ありません。こちらは2022年6月号のつうしんの作品例です。(7月号も発行されているというのに…)
この写真ではちょうどおひさまが差し込んだタイミングで撮ることができました。なんといってもおひさまの光が直接当たるのが一番きれいに見えるのです。
最新の作品例はおたる本店の入り口扉に展示しています。
石倉で、しかも玄関口から少し入ったところに扉がありますので、直接陽の光があたる時間は少ない(30分くらい)です。そのおかげで退色が少なくて済みます。
ローズウインドウペーパーは退色しやすい紙です。直射日光がよく当たる場所では1シーズンくらいで色が変わってしまいます。その都度新しい作品に変える楽しみがあるとも言えますね。
今月のポイント
基本の形(上の写真)はすっきりとしている中、はさみだけで作れるミカンちゃんならではのデザインです。指定の3原色(レモン・ローズ・スカイ)で作ると色味の足し算がわかりやすいですよ。これからの季節、寒色系だけで作っても涼やかな作品に仕上がりそうです。
そして、今回のパターンには「レモン」のアレンジ例が掲載されています。
オリジナルに「あんなところ」や「こんな模様」を付け足して、ちょっと切るところが細かくなったり多くなったりしています。こちらはカッターナイフが必要です。
切り取るのは大変になりますが、一気に華やかな作品へ様変わりですね。
ミカンちゃんのアレンジ例を参考に、どんどん「オリジナル」のアレンジを加えてください。
こんなところから「オリジナル作品」のパターンを起こすヒントになります。「オリジナルを作りたい」と考えている方はぜひいろんな「アレンジ例」に挑戦してみてください。元の線を変えてしまうのもありです。失敗を繰り返して「こんな風にするといいんだな」「こういう風にするのはダメなんだな」ということがわかってくるようになると思います。
このアレンジ例は、また「ローズ」を「レッド」に、「スカイ」を「グラス」に色も少し変えています。作ってくれた(ち)さんは「オリジナルの色味がやっぱりしっくりくる」と言っています。(の)はこちらの色味が好みです。
色の組み合わせに正解はありませんよね。みなさんもどうぞお好きな色味で作ってみてくださいね。
色の組み合わせは「想像」では補いにくいもの。作品を作っていく中で発生する「端切れ」を取っておいて、重ねて確認するといいですよ。同じ2枚でもどちらが上になるかで雰囲気が変わります。色味を確かめている時間もたのしんだよね、とミカンちゃんの言葉です。
作り方はこちらから
初めて作られる方はミカンちゃんのブログをご覧ください。
・紙をおるところまではこちらから。
・パターンを写してしあげるまではこちらから。
材料はオンラインショップでお求めいただけます
ローズウインドウの材料はキンダーリープでも販売しております。
・ローズウインドウペーパーはこちらから。
・ローズウインドウ枠はこちらから。
お願いがあります
パターンが掲載されている「つうしん」は毎月だいたい月初めに発行しています。店頭で配布、通信販売にてお買い物時にはお付けしているほか、キンダーリープ有料会員さまへは毎月発行と同時にお届けしています。ご希望の方はお問い合わせフォームからご連絡くださいませ。
また、パターンはすべてミカンちゃんのオリジナルとなっております。営利目的でなくても、グループなど団体でご使用になる場合は必ずご一報ください。
カテゴリ:ローズウインドウ講座