2014.08.07 こんちゃんのローズウインドウ講座14
お待たせいたしました!つうしん第89号(2014.8)に掲載の作品例はこちらです。(つうしん きんだーりーぷは店頭にて配布しています。また、キンダーリープ会員さまにはご自宅へ郵送しております。会員入会希望の方はどうぞお問い合わせくださいませ。)
今回は初心者の方向け、カッターをほとんど使わないパターンです。大胆に切り取って色の部分が少なめなので、明るい作品に仕上がっています。
作って出来上がった瞬間はもちろん机の上。なんだかちょっと思っていたのと違うみたい、と諦めないで下さいね。明るい方(窓や電球の方向)へかざして光を透かした途端、気が付かなかった繊細な模様が浮かび上がります。これぞ「ローズウインドウ」の醍醐味!
この2つは色違い。しかも真ん中の黄色(レモン)は共通です。お部屋にあった色合いでぜひ挑戦してみてくださいね!
今回はパターンだけでなく、作り方も丁寧に書いてありますよ。「字が多い!」と敬遠しないで、じっくり読んでみてください。最初は全部をざっと読んで「流れ」を把握して、次に作業をしながら必要な部分をしっかり読み込む。「お料理」を作る時と一緒です。
とはいえ、紙面の都合上、折り方は省略されています。「こんちゃんのローズウインドウ講座②(つうしん 2013.8 第77号)」をお持ちの方はそちらを参照してください。全部で4回折って16分の1の大きさにしますが、この時、半分に折った後は全て、右から左へと折り重ねていきます。こんちゃんのパターンの場合は折り返したりしませんのでご注意くださいね。最後にとんがった方を下にして、右側が大きな一つの「わ」、左側は下から薄い「わ」がだんだん分厚くなって合計4つ重なっている状態です。ハサミで切る順番やパターンの切りやすさに応じていますので、この方法を守ることをおススメします。
パターンの中で、一番右端の中央部分に脱字がありました。「所をさきにカットしてからハサミを使ってくださいね」の部分は「カッターの所を先にカットしてから」というのが正しい文章です。気が付かなくてごめんなさい。カッターは滑らせるのではなく、刃を押し付けるような感じ、刃先を紙から完全に出すのではなく、紙の中で上下させる気持ちで切り進めます。特に角の部分は、切りこみが浅いとその部分だけがつながって、つい指でピッと引っ張りたくなりますね。けれども、切りカスが残って美しくならないだけでなく、破れの原因にもなりますから、指でひっぱるのは厳禁です。刃先を慎重に、切り過ぎないように気をつけて、必ず切り落とす心がけで臨みましょう。
カッターの部分が切れたら、はさみに進みます。こちらも切る順番が書いてあるので安心です。順番通りに切りながら、どの部分から切るかをイメージしていきましょう。ほかの作品を作る時の手助けになりますよ。ハサミも、刃先だけでチョキチョキ切るよりも、根元の方を使って、いちラインは一息で切るくらいの気持ちで切るときれいに切れます。ゆっくりと慎重に切り進めてくださいね。
小学生くらいだと難しいかも知れませんが、時間のタップリある夏休み、ぜひ親子で楽しんで挑戦してくださいね!
さて、今月のお・ま・け!
繊細な美しい作品ですが、構成はなんとなく今月のパターンに似ていますね!
(こちらのパターンは掲載されていません)
カテゴリ:ローズウインドウ講座